京都市考古資料館と当研究室の合同企画展、「路上カオス」展を、12月14日から1月22日まで京都市考古資料館(京都市上京区今出川大宮東入ル)にて開催しております。(考古資料館HP)
研究室で学ぶ徳井夢有人君が、近世の絵図から道の空間利用を徹底的に調べ、京都大学卒業論文「近世風俗画にみる公共空間利用に関する研究」にまとめてくれまして、その研究成果を踏まえつつ、さらに時代を遡り、道を描いた絵図に加えて、道の歴史を物語る遺物を取り上げて、京の道のあり様を探ることを試みています。
歴史のなかの道のありかたやその自由さ、面白さを感じていただきながら、これからの道のありかたの可能性を自由に思い描いていだければ幸いです。
お近くの方はぜひ足をお運びください!
2022年11月20日 7:26 PM
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10/28~11/13の3週間、近江八幡市安土・老蘇地区における地域資源の活用可能性を検討するために、安土未来づくり社会実験2022「安土感動体験~AZUCHI Eco & Wellness Weeks~」が開催されました。
研究室では実行委員会事務局として、社会実験全体の運営・調整を行いました。
今回の社会実験では、SUPやBBQなどの西の湖の自然や公共施設を活用した「西の湖テラス」・「西の湖キャンプ」、安土・老蘇の歴史的建造物を活用した宿泊体験プログラムやツアープログラムなど、安土の地域資源を活用した10の体験プログラムを実施しました。
簡単ではありますが、実行委員(学生メンバー)として参加したM1の寺﨑、中田からそれぞれの振り返り・ご報告をさせていただきます。
M1寺﨑です。
10もの体験プログラムが実現するまで、事業者の方々や地元の方々と幾度も議論を重ね、準備調整を進めてきました。
私自身、このような社会実験の企画運営に携わらせていただくのは初めてで、ご迷惑をおかけするのではないかと不安もありましたが、
地元の方々とお話をさせていただく度に、地元に対する誇りや愛着、逆に問題意識や危機感を感じ、なんとか社会実験を成功させたいと刺激をいただいていました。
社会実験当日は、目標集客数を満たすことはできなかったものの、いらっしゃった皆さんがそれぞれのプログラムを純粋に楽しんでくださっていて、その様子に達成感と安堵感を感じていました。
また、プロジェクトメンバーで投稿を頑張っていたInstagramやFacebookを発掘して、安土地域外から参加しに来てくださった方々もいて、
自分達が計画してきたプログラムを通して、「こんな魅力的な場所があったんだ」というお声を頂けた時はとても嬉しかったです!
スケジュール管理や広報などにおいて、反省点も多くありますが、
「Eco & Wellness」というテーマにふさわしい、本当に楽しく面白く癒される体験プログラムが揃ったこと、それらが無事に形となり終えられたこと、嬉しく思います。
関係者の皆様のご尽力の賜物です。
皆様、本当にお疲れさまでした。学びの多い時間をくださり、深く感謝申し上げます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします!
M1中田です。
右も左もわからない中で参加した5月の安土での協議から半年が過ぎた時間の早さに、本プロジェクトが充実していたことを実感しています。
これほどの規模で多くの人の協力を得ながら企画や準備を進めた経験は初めてで、本当に10月にこれらが実現しているのだろうかと当日までは常々不安を抱えていましたが、
協力していただいた安土の皆様、協力企業の皆様のおかげで何とか社会実験として形にすることができました。谷川先生や寺﨑さん、学生メンバーもありがとうございました。
何度も訪問した安土ですが、その度に地域の方との温かい出会いや新たな発見があり、私自身も学びの絶えない貴重な期間でした。
広報の面では、予約や集客の点で苦労した部分がありましたが、
私たちが発信した情報から社会実験に興味を持っていただき、プログラムを体験・満足していただいた方の姿を見た時は、何にも変え難いやりがいを感じました。
全てが順風満帆で、円滑に進んだ半年ではなく、課題も多く残った社会実験でしたが、
それでこそ社会”実験”としての意義があったと考えています。
これらの課題にどう向き合うか。今後の活動で取り組んでいければと心から思います。
本社会実験において、ご協力いただいた全ての方に感謝申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
P.S. 社会実験当日の様子を、京都新聞や中日新聞に取り上げていただきました。
↓京都新聞(令和4年10月30日朝刊)
↓中日新聞(令和4年10月30日朝刊)
↓本社会実験のSNSアカウントのリンクです。
Instagram
https://www.instagram.com/azuchi.machidukuri2022/
Facebook
https://www.facebook.com/azuchi.machidukuri2022/
2022年11月18日 6:29 PM
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谷川です。研究室の安土未来づくりプロジェクトチームで、
「安土未来づくりアイデアブック」編集作成を行いました。
全40ページ。地域団体へのヒアリングから今後の地域づくりの方向性を検討し、安土の魅力を体験プログラム化(58のアクションプログラムを考案)し、地区ごとの短期・中期・長期の重点アクションプランのとりまとめを行いました。地域の方々の想いを次世代につなげるため、何度も足を運び、2年間をかけてブック作成に取り組みました。
研究室では、2020年度から近江八幡市の依頼を受けて、2026年の安土城450年記念に向けた安土のまちづくりの方向性の検討を行ってきました。地域団体11団体にヒアリングを実施し、安土の課題と活用資源を整理し、地域づくりのアクションプランを検討しました。
2020年度の活動経過は以下から。
・2021.8.5−12
あづち未来づくりプロジェクト キックオフ・2021.3.27
安土未来づくりプロジェクト 安土車座会議2021年度は、アクションプログラムをできるものから実行に移していくために、地域内外の民間事業者へのヒアリングを実施し、より具体的な短期・中期・長期の重点アクションプランを作成しました。今後はこのプランを下地に、官民連携による社会実験やエリアごとのビジョンの検討を進めていきます。
最後に、取り組みに協力していただいた皆様に感謝し、ご報告といたします。
2022年4月3日 2:30 PM
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