11月10日、第2回目となる伊庭でのワークショップを行いました。今回は東近江市主催の景観まちづくりワークショップの午後の部の時間をいただき、伊庭町以外に住む市民の方々にも参加していただきました。
午前中の講演会後、まちあるきとグループワークによる景観資源の発掘を行い、外から見た伊庭の魅力を探りました。
前回の準備会よりも具体的なアイデアがたくさん出され、実際にどう活動し、保全・修景を行っていくかというところにまで話が進むグループもありました。
講演会会場
まちあるきのスタートです!
作成した景観資源マップ
外の人から伊庭の良さを語ってもらうことで、自分のまちの良さに改めて気づけたという町の方。
自分の住むまちが好き、というのは当たり前のようでとても大切なことです。ワークショップを経てこのような気づきを持ってくださった方がいて、とてもうれしく思いました。
今後も八景選定に向けて活動を続けていきます。
(玉井瑛子)
2012年11月13日 3:33 PM
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伊庭町にて、「伊庭庄の歴史を語る会」主催の「田舟の遡上」再現イベントに参加・協力するとともに、
景観設計学有志の主催で、田舟を使ったイベント「ボートで冒険」を開催しました。
子どもをのせて「ボートで冒険」。M1高橋くんとB4八尾くん
「田舟の遡上」。綱を引っ張るM1玉井
船を操るM2沢さん
イベントのプログラム
昔と同じように、田んぼに出るときの荷物をのせて遡上します
最近見つかり、補修していただいた田舟2艘。冒険用のボートに
雨が心配な天気でしたが、天気は晴れ、予定通り14時から開始でき、大変多くの方々にご参加いただきました。
お子さんたちも楽しそうに船に乗ってくれ、大感激でした。
(玉井瑛子)
2012年9月3日 5:50 PM
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現在、景観設計学研空室M1(高橋・玉井・松本)の自主企画プロジェクトの一環で、滋賀県東近江市伊庭町を対象に景観保全活動に関わっています。
伊庭町は琵琶湖の内湖(伊庭内湖)のほとりに位置し、町内には水路がめぐっています。舟板を外壁に使った民家や歴史ある寺社が各所にみられるのどかな地域です。
伊庭町内をめぐる水路
この貴重な伊庭の水郷風景を後世に引き継いでいくための場として『伊庭の景色を考える会』を設けたいと考えています。住民の方々に協力していただきながら、『伊庭八景』の選定や田舟を利用したイベントなどを企画していきます。
8月2日は、『伊庭の景色を考える会』の準備会として、伊庭庄の歴史を語る会・自治会長・前自治会長、東近江市の方々に参加していただき、『伊庭八景』にふさわしい伊庭の風景や思い出を教えていただきました。
グループワークのテーマは、「いま好きな風景」「昔好きだった風景」「これから良くしていきたい風景」。話は付きず、少し延長もして、たくさんの意見をお聞きすることができました。
学生からの自己紹介と当日の説明
グループワーク
作成した地図を見せながら発表
書き込まれた地図
挙げていただいた思い出の風景や場所は、『伊庭八景』の候補とするとともに、今後の景観保全の取り組みに活かしたいと思います。
研究室に戻り、『伊庭八景』候補マップを作成しました。概要版はこちら。
大きな目的へ向かうための手段をいかにとるか、そしてその手段の意図をいかに相手の方に伝えるか。いくつかの主体が関わる中で会を進めていく難しさを感じた第1回でした。初回の反省を活かして、準備やグループワークの進め方等も考えていこうと思います。
伊庭町では、まさに今、いろいろなことが動き出しているところです。
『伊庭八景』の選定のみにとどまらず、さらに発展させ、景観保全への取組みにつなげていきたいと思っています。
当ブログでも随時ご報告します。
(玉井瑛子)
2012年9月3日 1:58 PM
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