9月13日 東京大学地域デザイン研との勉強会

 

初めまして。M2の金です。

 

お伝えすることが遅くなりましたが、

今日は夏休み中である9月13日に行われたの東大地域デザイン研究室との勉強会に関してお伝えいたします。

 

東京大学の地域デザイン研究室との共同勉強会で、研究室の旅行中に貴重な時間いただけました。

 

二つの研究室の研究について貴重な話をいただける時間でしたが、

その中で印象的なものをお伝えいただきたいと思います。

 


 

始まりは京大の山口先生の発表でした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

宇治茶の文化的景観の調査で中国出張の報告と風景史について伺いました。

日本の風景を残していくため、いろんな仕組みがあるが、

お茶という素材と通じて残さないといけないお茶の技術と景観を一つの組みとして

やっていくために必要なものとしてお茶の源から調べることでした。

 

次に、風景史の話になりました。

風景史とはその時代の風景の構成のそのものだけではなく、その時代の人が見ていた風景がどのものだったのかを調べることでした。風景史というツールで文化的景観や都市の根源を探求することでした。興味のある方は是非読んでみてください。

 


 

次は東大の地域デザイン研究室の発表をまとめて伝えます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA  OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

窪田先生の発表を始め、いろんな学生の発表をいただきました。

復興デザイン研究体の話を始め、広島の都市災害、小高の復興の話、三国プロゼクトなど話がありましたが、すごくプロゼクトごとに研究して実際の現場に密着した話であり、勉強になる時間でした。

 

特に、福島県の小高での町の雑誌や拠点作りなどの復興の発表は貴重な話でございました。災害を受けた地域の悩みや復興していく中の市民の意見など、なかなか聞けない貴重な話でした。

 

そして、三国の発表も印象的でした。実際のプロゼクトと連動した研究であり、祭りの調査の仕方や建物の構成様子、人の行動パータンなどにより、町の捉え方は面白い都市の見方だと感じました。


 

(ちなみに京大の発表は他の記事に見られるので省略いたしました。)

京大だけではなく、様々な研究やプロゼクトの動き、情報を得られた大事な研究会でした。

 

 

来年も是非参加させていただきたいと思っております。

以上です。ありがとうございます。

 

(金 鍾源)

 

8/19~22,2015 研究室旅行@台湾

初めまして。B4の木下です。

先月の研究室旅行についてです。去年に引き続き、今年も学生のみの研究室旅行になりました。

行き先が海外になったのは今回が初めてだそうです。それでは1日目から振り返ります。

 

●1日目〔関空→台湾国際桃園空港〕

12時に関空に集合して昼食をとったのち、14時50分発の飛行機に乗って研究室旅行がスタートしました。

IMG_6233

搭乗を待つB4阿部・朱、M2諏訪、M1水野(剛)

台湾国際桃園空港に到着したのが現地時間で17時頃。日本との時差は-1時間でした。

IMG_0294

台湾国際桃園空港に到着

バスに乗って宿に荷物を置いた後、忠孝新生駅まで晩御飯を求めて繰り出しました。

DSCF1756

忠孝新生駅近くで見つけたまる子ちゃん

 

IMG_6313

台湾ビールで乾杯

その後、宿に帰って1日目終了です。

 

●2日目〔台北市立美術館→大佳河浜公園→国立故宮博物院→九份老街〕

2日目はまず台北市立美術館へと向かいました。台湾を代表する現代美術館ということで、日本の芸術とはまた一味異なる芸術を味わうことができました。季節ごとに催しを行っているそうなので、また台湾に行く機会があれば行ってみたいと思います。

DSCF1763

台北市立美術館

DSCF1779

カンガルー?

 

美術館を出た後は大佳河浜公園を通って国立故宮博物院へ。大佳河浜公園はどこまで続いているのかわからないほど広く雄大でした。サイクリングロードもあるので自転車で走ってみたいです。

DSCF1792

大佳河浜公園

国立故宮博物院は世界四代博物館に数えられているそうです(残りはフランスのルーブル、アメリカのメトロポリタン、ロシアのエルミタージュ)。展示品は約8000点と、とても充実しており、1日中居られそうなほど見応えがありました。こちらも3~6ヶ月で展示品を入れ替えるそうなので、是非ともまた訪れたいですね。

IMG_2412

国立故宮博物院での一枚。院内は撮影禁止でした。

それからバスにのり、九份に行きました。ここはジブリ映画の「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルとなった街だと言われているそうです。私は見たことがないので近いうちに見ようと思います。

DSCF1806

九份老街。日本人を含め外国人が多かったです。

DSCF1808

坂の上から見た夜景がとても綺麗でした。

九份で食事をとり、バスに乗って宿まで帰りました。1日中歩き倒したので疲れました。。。

 

●3日目〔国立台湾大学→中正紀念堂→西門→龍山寺→淡水〕

 

 

 

 

 

 

 

3日目は国立台湾大学からスタートです。さすが台湾を代表する国立大学というだけあって尋常ではないほど広かったです。大学内に交番や銀行があったりして、一つの街のようでした。

朝食を学食でとろうとしましたが営業時間がまだまだ先だったので、大学内のファミリーマートで買って食べました。

DSCF1814

国立台湾大学その1

DSCF1817

国立台湾大学その2

構内を歩いていると図書館にたどり着きました。辜振甫先生紀念図書館という図書館で、2014年9月15日にオープンしたばかりだそうです。建築設計は伊東豊雄氏、家具設計は藤江和子氏という日本の建築家が起用されたようです。中に入って見ると、よくある図書館とは違った、個性的なデザインであることがわかりました。

DSCF1818

辜振甫先生紀念図書館外観

DSCF1821

辜振甫先生紀念図書館内

その後、中正紀念堂というところに行きました。これは蒋介石が亡くなった際、全国民の哀悼の意を表すことを目的とした建てられたものだそうです。

広大な敷地の奥に紀念堂があり、その中に蒋介石の像がありました。とても大きく威圧感がありました。

DSCF1835

蒋介石の像

IMG_6635

蒋介石の像から見た風景

正午近くになったので、昼食を求めて西門へ。ここ西門は台北の渋谷とも呼ばれる都会です。人通りも多く、活気に満ち溢れていました。

昼食は阿宗麺線でとりました。とても有名なお店だそうで、行列ができていました。麺ですがレンゲですくって食べるというものでした。美味しかったです。

IMG_6668

西門

 

IMG_6661

阿宗麺線で昼食

お腹も満たされたので、近くの龍山寺に向かいました。このお寺は装飾がとても凝っており、屋根や柱に広がる龍に圧倒されました。多くの人が祈りをささげていて信仰心の深さを感じました。

DSCF1847

龍山寺

 

そしてこの日最後の目的地、淡水に電車で行きました。淡水河という河沿いに街が広がっており、夕日も綺麗でのんびり散歩するにはうってつけだと思いました。

前日歩き回ったこともあり、数件のカフェに足を運んでくつろぎました。居心地の良さは台湾でも有数かと思われます。

DSCF1859

淡水の通りに架かる虹

DSCF1864

淡水の夜景

淡水で晩御飯を食べて宿へ。最終日ということで思い出に浸りつつささやかな飲み会を宿でしました。

 

翌朝に台湾国際桃園空港から飛行機に乗って関空に到着。2015年の研究室旅行が終了しました。

●お疲れ様でした!

集合写真

集合写真

 

木下 優貴

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月6・7日 公共政策デザインコンペ

M1の川崎です。

土木計画学会主催の公共政策コンペの発表会が九州大学で行われ、
水野(剛)、川崎、牧田、岩本の4人が発表しました。

プレゼンをする水野(剛)

プレゼンをする水野(剛)

 

「地域資源の活用による地方都市の活性化戦略」というタイトルで、「生涯学習大学」と「アクティブシニア」を柱として近江八幡市全体を活性化する提案をしました。

結果、見事「土木計画学委員会賞」を受賞致しました!

講評としては、街全体の課題の分析ができている点と、事業運営の持続的なスキームが具体的に考えられている点を評価していただけた一方で、
生涯学習大学を始める主体が考えられていなかった点と、課題と提案との繋がりが表現されていない点を課題としてご指摘して頂きました。

近江八幡市は現在研究室のプロジェクトとして取り組んでいる場所であり、プロジェクトにも今回のコンペの提案を活かしていきたいです。

懇親会での講評の様子

懇親会での講評の様子

 

発表後には、コンペに参加した岐阜大の方々や、学会に参加していた東大の方と交流を深めることができました。
これからも仲良くしていければと思います。

 

みなさんお疲れ様でした!

パネルの前で記念撮影

パネルの前で記念撮影

<川崎 誠登>