11月9日、研究室をあげてローラン・ネイ氏の講演会に参加しました。
ローラン・ネイ氏は「ちから」と「形」を同時にデザインすることで、合理的かつ斬新な構造物を生み出す構造デザイナーです。
今回の講演では、ネイ氏の手がけてきた作品を通して、構造形態を決めるプロセスを解説するという内容でした。
彼のデザインセンスの根底にあるのは自然の中に存在する形状であることなど、興味深い内容が多々あり、
構造と意匠が面白いほどスマートに収束されていく彼のデザイン力には驚くばかりでした。

講演後、ネイ氏の事務所で働いている渡邉氏に
「構造的合理性と個人的な美的嗜好のずれが起こったりしないのでしょうか?」
とたずねたところ、やはり影での努力といいますか、その最適解の模索する作業にはかなりの労力を費やすそうです。

今回の講演を踏まえて、私たち景観設計学を勉強する立場から、「構造デザイン」は単に橋梁や、ドームにとどまらず、道路線形や河川整備などにもいかせるよう努力することが大切であることがわかりました。また、一人のデザイナーが計画から完成まで通して一貫してデザインを手がけるという方式の必要性を痛切に感じました。
(駒井、平野)
2010年11月9日 6:27 PM
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11月6日、岐阜大学地域システム計画研究室と合同卒業研究中間発表会を行いました。
昨年に続き、今回が2度目の合同発表会です。

久保田先生からの歓迎の挨拶
午前中は修士研究発表、昼食をはさんで午後からは卒業研究発表というプログラムでした。

B4 坪内君の発表
全ての発表が終わった後の総括では、教員と学生の双方から研究内容や研究の取り組み方などに関する様々な意見が出ました。
中には厳しい意見もあり、今後の研究に対する姿勢やゼミの在り方、普段の研究室での生活について考える良い機会になったのではないでしょうか。
夜は懇親会を行い、研究の話をしたり世間話をしたりと交流を深めました。
岐阜大学の方々と話すことで、新しい見方や考え方ができとても新鮮に感じました。
振り返ってみると、1日を通じて色々なことを考えさせられました。
最近の研究室は、学生同士の議論、もっというとコミュニケーション自体が少ないと感じていたので、この発表会をきっかけに学生自身の姿勢や研究室の雰囲気を良い方向に変えていけたらと思います。
研究のヒントは、議論はもちろんのこと、普段の何気ない会話から得られる場合も多々あります。
何気ない会話から食うか食われるかの議論まで、活発にコミュニケーションをとっていきたいですね。
研究室のみなさん、頑張っていきましょう。
(西野、高山)
2010年11月6日 10:13 PM
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土木系研究室がトーナメント戦をして勝者を決める野球大会が、本日、京都御苑内のグラウンドで行われました。対戦相手は杉浦研究室のみなさん。

トリッキーな投球フォームに苦戦するファイザさん
やはり相手が構造力学的分野の研究室なだけあって、きわめて合理的なフォームからバッティング、ピッチングが展開されていきます。
乱打戦となりましたが、残念ながら7-8で負け試合となってしまいました。

ほのぼのとしています
しかし、久々にみんなでまとまって運動したせいか、負けても清清しく楽しい雰囲気なのが印象的でした。
これから特別研究、就職活動などが本格化し、忙しくなってくるので皆で楽しめたのは区切りとして良かったも知れませんね。
(大川)
2010年10月20日 5:50 PM
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