12月21日,2010 川崎研究室忘年会&吉村先生大歓迎会

忘年会幹事のM1平野です。

今回の忘年会は、研究室に新しく就任されることになった吉村先生の歓迎会も兼ねていました。吉村先生は景観設計・都市計画だけでなく防災の仕事もされていたそうで、研究室に新しい風が吹き込むというか、研究室の色がまた一つ増えて豊かになると思うので非常に楽しみです。吉村先生!宜しくお願い致します!

忘年会は2~3人残念ながら欠席者がいましたが、それでも20人オーバーの大所帯である川崎研のほぼ全員参加で大いに盛りあがりました。なんやかんやで結局夜の8時過ぎから12時までお酒を交わし、会話を交わし、楽しい時間を過ごせました。おかげでせっかく持って行ったデジカメで思い出の一枚を撮ることをすっかり忘れてしまい(岐阜大学との合同発表会の打ち上げの時もそうだった…)反省しております。

会の後半に全員が「今年を振り返って」コメント述べていくコーナーがあったのですが、僕は今年のM1という時間を振り返って、やはり研究室で外部から引き受けていた児童公園のデザイン、歩道橋のデザイン等の業務で、要所要所で非常に忙しい時間はあったのですが、それ以外の時間は、特に研究も無く(当然研究テーマの模索はしますが)、授業以外は別に何もしなくても構わない、怒られないといった状況だったのでついつい積極的に知識をつけて自分を磨くという作業を怠ってしまったなというのが正直なところです。

来年は、ではなく、もうすでに今からモチベーションを高くして姿勢を改めて川崎研の学生としての活動に努めようと思っています(就活なんかに負けるか!)。

というわけで、気合入れて行くぞ!みなさんよろしくお願い致します!

(平野)

追伸:写真なんですが、2次会のカラオケでほんの数枚だけ撮りました。ブレてるんですが、せっかくなんで載せておきます。

Na~Na~NaNaNa ♪ の様子

歌っていたのはファイザ嬢

12月14日、2010 第10回ランドスケープ学生設計競技結果

第10回ランドスケープ学生設計競技にて、B4大川雄三とM1村上理昭が佳作を受賞しました。

設計対象地として、奈良は東大寺南大門のすぐ横にある観光バス用駐車場が選ばれ、そこを平城遷都1301年の節目にふさわしいかつ、来訪者にとっても快適に時間を過ごせる公園にせよという課題でした。

応募総数32点(遠くは東京から)の中から厳正なる審査の元8点が入選として2次審査に進み、運よくわれわれもそのプレゼンテーションに登壇させてもらうことができました。*グループではなく別々の案で。

pptによる7分の発表と5分質疑応答。

*写真はその時の様子(大川)

冒頭で、「受賞しました」と言いましたが正直最優秀を逃したという意味で負けた。そういう実感で悔しさが勝ります。

*写真は授賞式の様子(大川)

われわれがこのコンペに臨んだ背景として、都市空間を考えようとすると、そこには土木も建築も造園もひいてはIDもない。というかすべて考えないといけない。そういうことを思っていまして、景観や風景、デザインなどについて普段研究などを通して考えていることを実践し、その中で得た知見を自身の専門の研究に活かすことが必要ではないか。そのようなチャレンジで挑んだ今回のコンペ。もちろんランドスケープデザインを専門としてやっている学生にまだまだ力及ばずのところはありましたが、審査委員長の宮城先生や京大建築の岸先生らに印象付け、他にはなかった手描きドローイング力と壮大なストーリーメイキング力。コンセプトを論理立ててビジュアルで説明する力など評価していただき、今後のさまざまな活動の糧としていきたいと思っています。

(村上)

12月10日~12日、2010、第6回景観・デザイン研究発表会

12月10日~12日の3日間、東京大学にて「景観・デザイン研究発表会」が行われました。10日はシンポジウム、11日と12日は発表会というプログラムです。

 

シンポジウムは東京大学のシンボルでもある安田講堂で行われました。正門から伸びる並木道の終わりに堂々と建つその姿からは威厳が感じられますが、実際に中に入ると、それはいっそう強く感じられました。中村先生のご講演、パネルディスカッションともに非常に興味深い内容で、「もう一度人をつなげることが最大、最高のまちづくりである」、「自走力」という言葉が印象に残りました。

 

翌日からの発表会は、私自身初めての参加ということもあり緊張気味だったのですが、会場は意外にも和やかな雰囲気でした。私たちの研究室からは3名が発表しました。

 
D3 片岡さんの発表

山口先生の発表

 

社会人の方や各大学の先生方、同世代の学生の研究を本人から聴ける機会というのはめったにないので、非常に勉強になりました。また、全ての発表を集中して聴くにはまだまだ体力が足りていないということも痛感しました。これから培っていけたらと思います。

 

発表会後には懇親会もあり、この夏に「九州デザインシャレット2010」で知り合った学生や今回初めて出会った方々と交流を深めました。

 

これから修士論文を進めていく身として、ものすごく刺激を受けた3日間でした。研究内容を充実させることはもちろん、プレゼンの仕方やスライドの見せ方もこれから磨いて、学会で自信を持って発表できるくらいの研究をしていきたいと思います。

 

(西野)