現在、景観設計学研空室M1(高橋・玉井・松本)の自主企画プロジェクトの一環で、滋賀県東近江市伊庭町を対象に景観保全活動に関わっています。
伊庭町は琵琶湖の内湖(伊庭内湖)のほとりに位置し、町内には水路がめぐっています。舟板を外壁に使った民家や歴史ある寺社が各所にみられるのどかな地域です。
伊庭町内をめぐる水路
この貴重な伊庭の水郷風景を後世に引き継いでいくための場として『伊庭の景色を考える会』を設けたいと考えています。住民の方々に協力していただきながら、『伊庭八景』の選定や田舟を利用したイベントなどを企画していきます。
8月2日は、『伊庭の景色を考える会』の準備会として、伊庭庄の歴史を語る会・自治会長・前自治会長、東近江市の方々に参加していただき、『伊庭八景』にふさわしい伊庭の風景や思い出を教えていただきました。
グループワークのテーマは、「いま好きな風景」「昔好きだった風景」「これから良くしていきたい風景」。話は付きず、少し延長もして、たくさんの意見をお聞きすることができました。
学生からの自己紹介と当日の説明
グループワーク
作成した地図を見せながら発表
書き込まれた地図
挙げていただいた思い出の風景や場所は、『伊庭八景』の候補とするとともに、今後の景観保全の取り組みに活かしたいと思います。
研究室に戻り、『伊庭八景』候補マップを作成しました。概要版はこちら。
大きな目的へ向かうための手段をいかにとるか、そしてその手段の意図をいかに相手の方に伝えるか。いくつかの主体が関わる中で会を進めていく難しさを感じた第1回でした。初回の反省を活かして、準備やグループワークの進め方等も考えていこうと思います。
伊庭町では、まさに今、いろいろなことが動き出しているところです。
『伊庭八景』の選定のみにとどまらず、さらに発展させ、景観保全への取組みにつなげていきたいと思っています。
当ブログでも随時ご報告します。
(玉井瑛子)
2012年9月3日 1:58 PM
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毎年恒例、土木系研究室対抗野球大会が行われました。
川崎研の第一試合の相手は、中北・小尻研合同チームです。
ピッチャーは、日頃から草野球で肩を慣らしているM1高橋くん。
高橋くん。投げるフォームがかっこいい!
B4田中さん、ウォーミングアップ中。試合では出塁数No.1だったような、、、大活躍でした
試合は負けてしまいましたが、みなさま暑い中お疲れさまでした。
次の試合は後期です。またがんばりましょう!
M1松本くん&B4畠中くん
帰りは百万遍まで歩いて炭火焼食べにいきました。
(玉井瑛子)
2012年9月3日 12:02 PM
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土木学会・土木計画学研究委員会主催の研究発表会が、京都大学で2日間にわたって開催されました。当研究室からは、博士後期課程の片岡さんと山口助教が発表を行いました。
計画学の研究発表は規模が大きく、10セッションが並行して行われます。片岡さんが発表をした景観系セッション「地域計画のためのヴィジョン形成と景観まちづくりを考える」にも、大勢の方が出席されていました。実際のまちづくりのプロジェクトに関する発表が多く見られ、計画の具体的な内容や、大きな計画の中での位置付け、また専門家としての役割を問う議論が活発になされました。
片岡さんの発表
山口助教が発表したセッション「アイデンティティと計画」では、主に京都大学土木計画系の若手の先生方が発表を行いました。各々の専門分野から、計画論におけるアイデンティティの意義、位置付けなどについて話題提供がなされ、活動の是非、今後の方向性について議論がなされました。
山口助教の発表
いつもながら、学会に行くと刺激を受け、自分ももっと研究せねば!という気持ちになります。
開催校ということで、発表の裏側では、山口助教以下、ほとんどの研究室メンバーが会場運営に関わっていました。山口先生、片岡さん、みなさま本当にお疲れさまでした!
(木村優介)
2012年6月6日 11:38 AM
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