12月12日,第3回伊庭の景色を考える会 伊庭八景の決定

12月12日、第3回伊庭の景色を考える会を行いました。

8月から始動したこの会ですが、ついに伊庭八景が決定しました!

 

今回のグループワークでは、「いま、伊庭でどういう水利用があり得るか」をテーマに話し合っていただきました。

現代に合った水の利用など、八景候補地の具体的な将来像を参加者でしっかり話し合った上で、伊庭八景の最終投票を行います。

ごあいさつ

たくさん出た水利用のアイデアを発表

 

 

 

 

 

 

 

 

グループで伊庭八景選定中

八景候補地の将来像を描きます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

決定した八景は後日このニューズレターで公表

 

いろいろと試行錯誤してきましたが、たくさんの方のご協力の下、このように伊庭八景を決定することができました。

8月からの活動を少し振り返ってみます。まず、住民の方々とのワークショップやイベントを通して伊庭の景観資源を発掘・共有しました。その中から”伊庭八景”を選出し、今後保全・修景の方針として活用していくことを目指して回を重ねてきました。

住民の方や東近江市の方との協働、学会(第8回景観・デザイン研究発表会 ポスター発表)での議論等、活動を進める中で学び、道筋が見えてきたことも多くあります。

 

今年度はこれをひとつの成果として一段落いたしますが、来年度以降、この伊庭八景を活かし保全・修景の具体的な取り組みへとつなげていきたいと考えています。

協力してくださった方々、興味をもって会に参加してくださった方々、どうもありがとうございました。今後とも末永くよろしくお願いいたします。

 

(玉井瑛子)

12月1-2日,第8回景観・デザイン研究発表会@東北大学

東北大学で行われた景観・デザイン研究発表会に参加し、M1高橋・玉井・松本がポスター発表を、M1松本が口頭発表をさせていただきました。

 

松本君の研究は、医学部と共同で行っており、景観研究として新規性のあるテーマです。会場での議論も大変盛り上がっていました。

ポスター発表では、伊庭八景を用いた住民まちづくりの合意形成の手法をまとめました。多くの方と意見交換をすることができ、非常に有意義な経験となりました。(※追記:優秀ポスター賞を受賞しました!)

 

◆松本純也 『景観に対する情動反応及び評価に関するNIRSを用いた室内脳科学実験』

 

◆玉井瑛子・高橋利之・松本純也 『伊庭における水郷景観の保全・修景の方法論に関する検討 -伊庭八景の選定を通して-』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東北大、きれいでした

研究発表はもちろんですが、他大学の景観分野の学生さんたちと交流を深め、良い刺激を受けることができるのも学会の醍醐味です。

今後もこういった機会を逃さず、貪欲に活動の幅を広げていきたいと思います。

 

(玉井瑛子)

 

 

 

 

11月10日, 2012 第2回伊庭の景色を考える会&東近江市主催景観まちづくりWS

11月10日、第2回目となる伊庭でのワークショップを行いました。今回は東近江市主催の景観まちづくりワークショップの午後の部の時間をいただき、伊庭町以外に住む市民の方々にも参加していただきました。

 

午前中の講演会後、まちあるきとグループワークによる景観資源の発掘を行い、外から見た伊庭の魅力を探りました。

前回の準備会よりも具体的なアイデアがたくさん出され、実際にどう活動し、保全・修景を行っていくかというところにまで話が進むグループもありました。

 

講演会会場

まちあるきのスタートです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作成した景観資源マップ

 

外の人から伊庭の良さを語ってもらうことで、自分のまちの良さに改めて気づけたという町の方。

自分の住むまちが好き、というのは当たり前のようでとても大切なことです。ワークショップを経てこのような気づきを持ってくださった方がいて、とてもうれしく思いました。

 

今後も八景選定に向けて活動を続けていきます。

 

(玉井瑛子)