伊庭

8月10日, 2013 伊庭絵日記 川床カフェ・田舟イベント

8月10日、伊庭町の夏祭りである絵日記で、絵日記実行委員会との共催として川床カフェ・田舟イベントを企画しました。今年は絵日記の20周年記念ということで、去年は別日程で行った田舟遡上体験に加え、川床上でのカフェを同時開催させて頂きました!

 

私達は今までの活動を通し、現代生活に適した水路の新たな利用法、若者の積極的な参加等が必要と感じたので、伊庭の若者中心で構成されている絵日記実行委員会と共にこれまでには無かった”川床カフェ”を開催し、伊庭の風景の核である水路を堪能してもらおうと考えました。

田舟イベントの様子

川床・田舟イベントの様子

 

足組みをお借りし、川の上に設置。これに飾り付けなどを施し、準備完了です。

飾り付け中の研究室メンバー

飾り付け中の研究室メンバー

準備完了!

準備完了!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは田舟体験からスタート。初めて田舟に乗った子どもや、去年に引き続いて来てくれた子ども、また以前田舟に乗ったことのある大人の方までもが参加してくれました。

多くの子供達が参加してくれました

多くの子どもたちが参加してくれました

伊庭の水路を眺める子どもたち

伊庭の水路を眺める子どもたち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田舟体験が終わったあとは川床カフェの開催です。出店で買ったドリンクや食べ物を持ち寄って川床で談笑する皆さん。準備の時からそうでしたが、川床の上は周りの道の上に比べて風が涼しいんですよね。伊庭の水はとてもきれいなので、足をつけてゆっくりすることもできました。

夜の川床

夜の川床

話が盛り上がっているようです。

話が盛り上がっているようです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すぐ横の謹節館前で行われている夏祭り・絵日記もとても盛り上がっていました。

絵日記の会場

絵日記の会場

大勢の人々で賑わっています

大勢の人々で賑わっています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これを機に伊庭の文化的景観の一つである水路に皆さんがもっと着目してくれると嬉しいです。

 

(中条 匡臣)

12月12日,第3回伊庭の景色を考える会 伊庭八景の決定

12月12日、第3回伊庭の景色を考える会を行いました。

8月から始動したこの会ですが、ついに伊庭八景が決定しました!

 

今回のグループワークでは、「いま、伊庭でどういう水利用があり得るか」をテーマに話し合っていただきました。

現代に合った水の利用など、八景候補地の具体的な将来像を参加者でしっかり話し合った上で、伊庭八景の最終投票を行います。

ごあいさつ

たくさん出た水利用のアイデアを発表

 

 

 

 

 

 

 

 

グループで伊庭八景選定中

八景候補地の将来像を描きます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

決定した八景は後日このニューズレターで公表

 

いろいろと試行錯誤してきましたが、たくさんの方のご協力の下、このように伊庭八景を決定することができました。

8月からの活動を少し振り返ってみます。まず、住民の方々とのワークショップやイベントを通して伊庭の景観資源を発掘・共有しました。その中から”伊庭八景”を選出し、今後保全・修景の方針として活用していくことを目指して回を重ねてきました。

住民の方や東近江市の方との協働、学会(第8回景観・デザイン研究発表会 ポスター発表)での議論等、活動を進める中で学び、道筋が見えてきたことも多くあります。

 

今年度はこれをひとつの成果として一段落いたしますが、来年度以降、この伊庭八景を活かし保全・修景の具体的な取り組みへとつなげていきたいと考えています。

協力してくださった方々、興味をもって会に参加してくださった方々、どうもありがとうございました。今後とも末永くよろしくお願いいたします。

 

(玉井瑛子)

11月10日, 2012 第2回伊庭の景色を考える会&東近江市主催景観まちづくりWS

11月10日、第2回目となる伊庭でのワークショップを行いました。今回は東近江市主催の景観まちづくりワークショップの午後の部の時間をいただき、伊庭町以外に住む市民の方々にも参加していただきました。

 

午前中の講演会後、まちあるきとグループワークによる景観資源の発掘を行い、外から見た伊庭の魅力を探りました。

前回の準備会よりも具体的なアイデアがたくさん出され、実際にどう活動し、保全・修景を行っていくかというところにまで話が進むグループもありました。

 

講演会会場

まちあるきのスタートです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作成した景観資源マップ

 

外の人から伊庭の良さを語ってもらうことで、自分のまちの良さに改めて気づけたという町の方。

自分の住むまちが好き、というのは当たり前のようでとても大切なことです。ワークショップを経てこのような気づきを持ってくださった方がいて、とてもうれしく思いました。

 

今後も八景選定に向けて活動を続けていきます。

 

(玉井瑛子)