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2月8日 卒論公聴会

2月8日(月)
卒業論文の公聴会が行われました.

今年度も,4回生4人全員が卒業設計を行い,その集大成を発表しました.

阿部まり 「桟橋を用いた視点場施設の計画と設計―大阪湾岸西伸部の長大橋計画に関わるケーススタディ―」

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木下優貴 「駅前広場の景観計画―近江八幡駅南口駅前広場を対象として―」

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黒島大樹 「水辺のにぎわいを生む市民活動拠点の空間設計―堺市大浜公園の再整備提案―」IMG_0779

朱豊 「Design Proposal for an Elevated Bridge Using Steel Pipe Integrated Piers and a Public Space under the Bridge: a Case Study of Western Extension of Osaka Wangan Route (鋼管集成橋脚を用いた高架橋および桁下空間の設計:大阪湾岸道路西伸部を対象として)」

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卒業設計を通して一つの対象地に対して,現状分析から具体的な設計提案まで一貫的に検討することができ,

今後の人生にとって大きな糧になりました.多大な助言をいただいた先生方や先輩の皆様には厚く御礼申し上げます.来年は僕たちも後輩を支えられるよう精進してまいります.

ひとまず四回生の皆,お疲れ様でした.

(黒島大樹)

12月28日 2015年度川崎研忘年会

今年の忘年会は河原町三条の先斗町ビル内にあるマーブルルームで行いました。

例年のお店とは変わりましたが、眺めの素晴らしいお店で、

OB・OGの方々はお忙しい中集まって頂くことができ、とても素晴らしい会になりました。

卒業なさった方々の近況報告会があり、一人5分という短い時間ではありましたが先輩方のご活躍の一端を見ることができ、現役生一同勇気づけられました。

お子さんが生まれたという方もおられ、皆さんの実りある一年を垣間見ました。

なつかしい先輩方とお話でき、また幸せなご報告も聞くことができ、心がほっこりしました。

今後とも先輩方の後を継いでいけるよう、一生懸命邁進いたします!

川崎先生からのご挨拶

川崎先生からのご挨拶

先輩方の近況報告

先輩方の近況報告

一次会終わりに記念撮影

一次会終わりに記念撮影

一次会が終わって、各自二次会に向かいました。

研究室では昨年度卒業された先輩方から、卒論生・修論生に向けて差し入れをたくさん頂きました。

出前を取って、もう一度飲み直し、研究室での思い出を肴に夜遅くまで楽しく過ごしました。

 

卒業しても集まって同じ研究室の仲間として話合うことができるということがとても幸せだと感じた忘年会でした。

僕も社会人になった後は研究室に恩返しができるように今の学生生活からしっかりがんばろうと意を改めました。

 

去年卒業された先輩方からの差し入れ(すごい量です)

去年卒業された先輩方からの差し入れ(大漁です!)

寒い日が続きますが、お身体にお気をつけてお過ごしください。

それでは皆さんよいお年を。

〈修士一年 水野裕介〉

7月11日 無鄰菴勉強会

7月11日 数日前までは台風直撃を予想していましたが、
京都市は台風一過で天気は晴れ、かなり蒸し暑い1日となりました。場所は無鄰菴母屋2階です。

今回は樋口忠彦先生を迎えて、 無粼菴と野(山の辺)の景色に関する勉強会を開きました。

母屋2階からの庭の全景

母屋2階からの庭の全景


無鄰菴は明治期の琵琶湖疏水開通に合わせて建てられた山県有朋の別邸で、その後の京都岡崎の別荘地、庭園群が形成されていく先駆けにもなった庭園です。

勉強会は樋口先生のメモとお話をもとに進められました。無鄰菴の庭園の眺望は、母屋側から 里から野へ、野から湖、渓流へと推移・変化していること、これらの空間変化と遠近法の関係、意匠の関係など。

樋口先生のお話を1度頭に入れた後に 色々な視点場、前景、中景、後景などに注意しながら、庭園内を皆で1度思い思いのことを話しながら歩きました。
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ベストショット!!

ベストショット!!

普通の日本庭園は理想の幻想郷を描くのに対して、無鄰菴では里や山村とそこにあふれる魅力的な自然を描いている点、遠近法を用いて庭園の眺望を構成している点などから、無鄰菴という庭園の特殊性を見出すことができました。

私がその特殊性について特に驚いたのは、これらの視点を踏まえたうえで庭園を歩いたり、他の庭園を歩いた記憶を思い返したりすると、今まで見てきた庭園の景色を新しく捉えなおすことができたことです。
樋口先生、山口先生、勉強会に参加してくださった学生の皆さん、とても楽しく、有意義な勉強会でした。ありがとうございました。

今泉遼