学生コンペ
M1の木下です。
土木計画学研究委員会主催の公共政策デザインコンペの発表大会が北海道で行われ、
木下、阿部、朱、水野(剛)の4人が発表しました。
スライド発表を行う木下
「城下町再生計画」というタイトルで、地域の資源を活かし、「昔盛んであった商業のにぎわいを現代に復活させる」というテーマで、大和郡山市の旧城下町ににぎわいを取り戻す提案をしました。
ポスタープレゼンテーションにおける参加者による投票と、審査員の方々による審査の結果、見事「土木計画学委員会賞」を受賞することができました。
審査結果の様子
受賞の喜びのコメントをする木下
講評やポスタープレゼンテーションでいただいたご意見では、事業スキームに実現性があり、具体例もよく考えられているといった点を評価していただきました。
大和郡山市は現在、研究室のプロジェクトとしても取り組んでいる場所であり、今回のコンペの提案を活かしていきたいと考えています。
発表後には、コンペに参加していた他の大学の方々と懇親会があり、親睦を深めることができました。
また今後も会えるといいですね。
みなさんお疲れ様でした!
ポスターの前で記念撮影
木下 優貴
2016年6月6日 8:16 PM
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M2の篠崎です
建設技術展近畿 2015にて、橋梁模型コンテストが開催され、会場制作部門に、篠崎・金・水野(裕)・三輪・阿部の5人で出場しました!このコンテストには2年ぶり3回目の出場となります。
コンテストの概要としては、制作時間2時間以内に与えられた材料で橋梁の模型を作り、25kgの載荷試験に耐える、というものです。審査基準はデザイン性、軽量性、技術度などです。今年からデザイン性の配点がさらに増え、コンセプトに即した橋の名前をつけることも審査基準となりました。
…….結果は「審査員特別賞」でした。
今年度こそは最優秀を!と思い、臨んでいたため、大変悔しい思いをしました・・・。
審査員の方からの評価として「力の伝達機構が理解できなかった」との講評を受け、それが審査員特別となった理由です。
今回私たちが制作したのは”Tensegraphy”という名前の橋です。
制作した橋梁模型のポスター
バックミンスターフラーが発見した、テンセグリティ構造を構造部材として取り入れています。
橋の名前である”Tensegraphy”には、造形的にも興味深いテンセグリティ構造を橋の中で表現(-graphy)するという意味を込めています。テンセグリティ構造は圧縮を伝える部材同士が触れ合わず、ケーブル(たこ糸)によって空中につなぎとめられています。剛結された部分がなく、純圧縮による座屈のみに抵抗するため、非常に強く、合理的な構造となっています。
誰も見たことがない、新形式の橋を提案するというビジョンは引き継ぎながらも、どうしても2次元的に(立面から)設計を進めてしまうという一昨年の反省を踏まえ、3次元的な造形にこだわり、デザインを進めました。
結果として誕生した本橋梁は、マクロレベルにおける力の伝達の単純さのみならず、ミクロレベルでは見るものに知的興味を抱かせるような複雑性を兼ね備えた橋となり、個人的にも大変満足いく作品となりました。
当日の製作の様子
個人的には3年連続の橋梁模型コンテストでした(昨年度は神戸市主催の橋梁模型コンテストでしたが)。個々人の構造力学の勉強につながるだけでなく、後輩と一緒に模型を実際に製作し、技術を伝えていくことで、研究室としても毎年成長することができているのではないかな、と感じています。
結果はどうあれ、研究室の学生で代々受け継がれている「構造デザイン」に対する思想は今後もより発展させていってほしいと思います。後輩たちが既存の枠組みにとらわれることなく、のびのびと彼らの構造デザインを表現できる機会に恵まれることを心から願っています。
(篠崎 健)
最後にメンバーで記念撮影(三輪くんは表彰時は欠席でした)
2015年11月1日 9:45 PM
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D1の岩本です。
10月9日―11日にかけて、「MIZBERING」世界会議in大阪の空間提案コンペに参加してきました。
参加者:牧田、川崎(誠)、水野(剛)、三輪、岩本
この「MIZBERING」のコンペは、水辺に関する新たな空間や仕組みの提案を行うという趣旨で、関西圏の大学から20弱のチームが参加しました。
京大チームは、近江八幡市旧安土町に着目し、「葦舟で結ぶ風景」というタイトルで、安土の葦(ヨシ)を用いてコミュニティ形成や環境保全、空間創出へと繋げる提案を行いました。
審査会当日は、M1の三輪君が分かりやすく発表(3分)してくれましたが、京大チームの独創性、空間の面白さ、アイデアが実現した際の持続性などで厳しい評価を受け、受賞には至りませんでした。
コンペ後の反省会では、以下の点を課題として考えました。
・建築分野のチームが多い中で「土木」としての独創性・専門性を活かした分析・提案ではなかった。
・パネルや模型における印象が他チームと比較して弱く、提案の面白さをしっかりと表現できなかったこと。(つまり、他にはない自分たちの強みを理解できていなかった。)
コンペを通して、空間や仕組みの表現方法、分析のフレームワークなど、多くの課題を参加メンバーで共有できたと考えています。
また、今回の作品は、研究室の先生方や学生に助けられて完成させたため、受賞できなかったことは非常に悔しいのですが、おかげでその後の反省会をしっかりと行うことができたと考えています。この反省を今後の研究やコンペにしっかりと活かせるように、今後も励んでいきます。
分かりやすく、しっかりと3分で発表した三輪君。
参加者と久保田先生で作品と共に記念写真。
コンペ後にラバーダックを見学しました。
2015年10月15日 1:24 PM
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カテゴリー: 学生コンペ, 近江八幡PJ
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