2/3 令和元年度卒論発表会

久々の山口です。お世辞じゃなく、今年の卒論は力作揃いでした! 

今年の4年生は(も?)よくやったと思います。

公共空間における舗装のデザインに関する基礎的研究(関)
公共空間再編における設計競技方式の運用に関する国際比較研究(田中宣)
旧淀川大川における水辺空間の変遷と河岸公園の形成(萩原)
The impact of environmental policies and mobility strategies on car-free projects: case studies of 6 capital cities(LIANG)

前例のない研究は、どうやってまとめればよいのか、見本(先輩の研究)がなく正解(らしいもの)がありません。レビューからしてイチからです。

本当に研究になるのか。どうすれば論文になるのか。(本人が一番w)分かりません。手探りで悩みながらも、自分で考えて、論文を組み立てなければなりません。そんな芸当ができるのは普通は年に1〜2人ですが、(無茶ぶりに耐えて)今年は全員が難しい課題に対して、自分で考えて組み立てて、自分で論文を仕上げました。

しかも読んで面白い。なかなかのものです。(先輩の助言、支援も大きかったとは思いますが)

自分の頭で論文を築き上げた、この経験は、これからのみんなのかけがえのない財産になると思います!

ただし!論文は対外的に公表して初めて生きたものになりますので、修正意見を反映させた論文本提出のあと、学会等の発表論文を完成させる必要があります。がんばれ! (山口)