11月28日岐阜大京都合同ゼミ
11月28日、岐阜大学と京都大学の合同ゼミが開かれました。
岐阜大から5名、京大から7名の計12名の学生が壇上で研究の進捗状況を発表し合いました。
その横で、京大の修士1回生はそれぞれが行った卒業設計のパネルを用意し、各自解説しました。
岐阜大学の出村先生を始め、先生方によるそれぞれの発表への的確な指摘は今後研究を深めていく上で大きな糧となっていきそうです。
今回のゼミにおいて特に多かったと思う指摘が、研究内容をどうやって社会に還元していくか。あるいは、どういった位置づけにしていくのかという指摘でした。
特に私は研究のおもしろい面(新規性など)を重点的に考えてしまいがちなのですが、それだけでは有用な論文とは言えないと気づかされました。
発表題目は以下のとおりです。
一宮紘平(M2)
「街路空間整備による空間の費用対効果分析
—船場地区をケーススタディとして—」
趙天策(M2)
「公共空間の景観デザイン改善政策に関するCVM調査」
今泉遼(M2)
「近代における自然主義庭園とその景観設計技法に関する研究」
金鍾源(M2)
「都市景域の持続性評価の手法開発」
篠崎健(M2)
「スケールに基づいた橋梁構造形態の体系化に関する研究」
牧田裕介(M2)
「遊休不動産の再生事業における入居者誘因に関する研究」
水牧達志(M2)
「武居高四郎にみる京都帝国大学の都市計画教育とその思想」
ゼミ後は「和さび」京都四条河原町店にて懇親会を行いました。
岐阜大の人たちとは久しぶりに会ったということもあって、なかなか話が尽きませんでした。
一部の人々は二次会まで行って、真面目な話からプライベートな話まで赤裸々に話し合うことが出来、互いの仲を深めました。笑
出村先生と生徒の距離が近くて、学生もおもしろい人たちがいっぱいでした。
楽しくて思わず飲みすぎてしまう。そんな飲み会となりました。
中間発表ということですが残りの二ヶ月ほど、修士論文と卒業論文(設計)が迫っている方々のご健闘をお祈りいたします。
〈修士1年 水野裕介〉