8月13日 2014伊庭絵日記

今年もこのシーズンがやってきました。そうです、絵日記です。

8月13日、滋賀県東近江市伊庭町で行われた、まちのお祭り「絵日記」に、M2の八尾、OBの高橋さん、そして山口助教が参加してきました。

伊庭町では現在、水郷集落の重要文化的景観選定を目指し、さまざまな活動・調査が行われています。私たちの研究室からも、これまでのOB・OGを含めメンバーの多くが活動・調査に携わってきました。

昨年度の絵日記では、伊庭町の若者世代が中心の「絵日記実行委員会」と協働で、伊庭の水路を利用した「川床カフェ」と、田舟イベントを企画しました。今年はなんと、絵日記実行委員会の方々が100%オリジナルで川床を運営してくださるということになり、「ぜひ遊びに来てください!」と、私たちは招待されることになったのです。

9日に開催されるはずが、台風の影響もあり延期となってしまい、天気が心配でした。しかし、13日はちゃんと晴れてくれました。

 

伊庭の人々お手製の川床

絵日記実行委員会のお手製の川床

川床の奥には田舟が見えます

川床の奥には田舟が見えます

 

雨の影響もあり水位がかなりあったのですが、そのおかげで水にかなり近い場所でくつろぐことができ、真夏の暑さも吹き飛ぶものでした。

18時30分、実行委員会委員長の田辺さんの合図により、絵日記が始まりました。年配の方から地元の子どもたちまで、たくさんの人で賑わいました。

 

なにかのショーが始まりました

なにかのショーが始まりました

人々で賑わう謹節館前広場

人々で賑わう謹節館前広場

子どもたちお手製の提灯が輝きます

子どもたちお手製の提灯が輝きます

 

日が暮れ、祭りが盛り上がると同時に、川床も大盛況。ビールを片手に人々が集まり、語らっていました。私たちもその輪に紛れ、伊庭の方々からたくさんのお話をうかがいました。

「去年はこの川床で飲み過ぎてしまった」と、昨年の川床イベントを思い出される方もいれば、「今年もこうやって川床に人が集まってうれしい」と、実行委員会主導の企画を喜んでいらっしゃる方もいました。このように、水路をより近く感じられる川床イベントが「年に1度のお楽しみ」となってきていたので、これからも水路を中心としたまちの風景が大切にされることでしょう。

早くも、22回目を迎える来年の絵日記が楽しみです。ちょっと気が早いですかね。

 

大盛況の川床でした

夜の川床は大盛況でした

伊庭川床2014_2
 

(八尾修司)