8月22-24日, 2012 研究室旅行@岡山
研究室旅行で、岡山県をぐるりと回ってきました。
◆1日目[犬島]
夜はバーベキューと花火をしました!この夜はいろいろありましたね…
3年毎に開催される芸術祭は来年なので、他の島も含めまた行きたいですね!
◆2日目[後楽園→玉島→水島コンビナート→倉敷]
約300年前に築庭され、その時代の藩主の趣向により、少しずつ形を変えてきた後楽園。
写真視点場の唯心山は、後楽園を作った池田綱政の子、継政の時に築かれたそうです。庭に広がる芝が田んぼだった時代も。
毎年2月には芝焼きが行われ、この緑が真っ黒になります。写真を見せていただきましたが、驚きの景色でした!
レトロタウンと言われる玉島。江戸から昭和初期にかけて港町として栄え、現在も当時の町並みが多く残っています。
写真は通町商店街。わくわくするアーケードがつづきます。途中の路地から北へ抜けると川があり、ドラム缶でできた浮き橋「ドラム缶橋」がありました!渡るとさぞゆらゆらするのだろう…と思いきや、案外しっかりしたつくりでした。
夜は鷲羽山スカイラインをドライブして水島展望台へ。水島コンビナートを中心とした工業夜景を見に行きました。
住宅や商業ビルを見下ろす夜景よりも硬い光で、見とれてしまいました。
帰りしにコンビナート内に車で少し入り込んだりと、非日常的な体験ができました。
宿泊は倉敷の町家で、町家の風通しの良さを体感。心までオープンになりますね。さて、倉敷の美観地区の街並みは有名ですが、バーの数がとても多くオススメだ、と有鄰庵の方にお聞きし、夜はみんなでバーへ繰り出しました。やはり夜間景観照明(石井幹子さん設計)によって「夜の倉敷の顔」が注目され、バーの営業などが盛んになってきたようです。観光客だけでなく、地元の方も飲みに来られていました。(倉敷は新婚旅行以来だという吉村先生も、夜の雰囲気がだいぶ変わったとおっしゃっていました。)
◆3日目[吹屋→苫田ダム]
ベンガラ色の街並みがつづく、吹屋へ行きました。重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、歴史的町並みが残ります。
ガイドさんに案内してもらいながら見て回りました。吹屋小学校は現在も使われている日本最古の木造校舎として有名でしたが、昨年度に閉校してしまったそうで、中には入れず。
車で移動して、旅行の締めは土木デザイン賞最優秀賞の苫田ダムです。ダム周辺もトータルデザインされています。ダムの管理所は内藤廣設計で、手すりのデザインなどが繊細で印象的でした。奥津湖周辺もまわり、橋や河畔公園を見学しました。
◆おつかれさまでした!
(玉井瑛子)