2018年12月

12/21 土木学会コンペ

こんにちは。M1の吉武です。

12月21日に土木学会では初となるデザインコンペ「22世紀の国づくり-ありたい姿と未来へのタスク」部門Aの公開審査が行われました。

コンペの詳細はこちら。http://jsce-22kunizukuri.net/compe.html

本コンペでは、山口先生と立命館の武田先生を中心に鳳コンサルタントの吉武宗平さん、(株)ラーゴの西川さん、京大の川池先生など他分野の専門家の方々とチームを組み、僕も末席として参加させていただきました。

22世紀の国づくりという問いに対し、私たちは淀川流域の治水と交通などのインフラ整備に巨椋池や鳥羽離宮など地域固有の文脈を統合させ、魅力的な地域経営を提案しました。

全体俯瞰パース

提案にいたる議論の中で、Aiや自動運転が発達する未来において様々な物質的制約から自由になる人間が何を求めるのか、何を幸せと感じるのか。これまでにはあまり考えてこなかった他分野の知識を統合したシナリオメイキングの議論は大変勉強になりました。先生方の議論の広がり、スピード、豊富な知識等間近で感じられました。

技術の進歩と社会の在り様、人間が歩んできた歴史、今の私たちが幸せと感じること、そのなかで土木が何をすべきか、今後への示唆に富んだ素晴らしいお話が聞けました。

2軸から考えた22世紀のシナリオパターン
いかにして右上の社会に向かわせるかの土木の役割を考えた。

そうした、議論を前提にしたシナリオメイキングからケーススタディまでの提出物A1ポスター、公開審査のプレゼン資料などは以下でご覧いただけます。

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当日のプレゼンテーションは、山口先生、武田先生(立命館大学)、村田さん(立命館大学)で行いました。

発表の様子
入選6チームの質疑の様子

惜しくも最優秀賞は逃してしまいましたが、優秀賞をいただきました。

今回の提案内容を中心に今後も先生方を中心として広く活動していくようなので、請うご期待!

M1 吉武