11月9日,2010 ローラン・ネイ氏 講演会

11月9日、研究室をあげてローラン・ネイ氏の講演会に参加しました。

ローラン・ネイ氏は「ちから」と「形」を同時にデザインすることで、合理的かつ斬新な構造物を生み出す構造デザイナーです。

今回の講演では、ネイ氏の手がけてきた作品を通して、構造形態を決めるプロセスを解説するという内容でした。

彼のデザインセンスの根底にあるのは自然の中に存在する形状であることなど、興味深い内容が多々あり、

構造と意匠が面白いほどスマートに収束されていく彼のデザイン力には驚くばかりでした。

講演後、ネイ氏の事務所で働いている渡邉氏に

「構造的合理性と個人的な美的嗜好のずれが起こったりしないのでしょうか?」

とたずねたところ、やはり影での努力といいますか、その最適解の模索する作業にはかなりの労力を費やすそうです。

今回の講演を踏まえて、私たち景観設計学を勉強する立場から、「構造デザイン」は単に橋梁や、ドームにとどまらず、道路線形や河川整備などにもいかせるよう努力することが大切であることがわかりました。また、一人のデザイナーが計画から完成まで通して一貫してデザインを手がけるという方式の必要性を痛切に感じました。

(駒井、平野)

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