今年もOB/OGの方々を迎え、忘年会を行いました。
場所は昨年と同様三条木屋町のSUNNYです。
忘年会の様子@SUNNY
卒業生からの近況報告を受けて、刺激の強い時間を過ごさせて頂きました。
ユニークなメッセージも多く、洒落た研究室であることも再確認いたしました。
集合写真
一次会の後は各自分かれて二次会を行いました。
研究室での二次会
昨年の卒業生からは卒業論文・修士論文の差し入れを頂きました。
残す時間は一ヶ月と少しとなりましたが、これを励みに
最後の追い込みを頑張って頂きたいと思います。
(ちなみに去年卒業された高橋さんは三条でラーメンを召し上がったにも関わらず、
お弁当を注文して召し上がっていました笑)
さて、最後に忘年会の幹事をさせて頂いて、、、
今年で二回目の開催となった忘年会ですが、今後このような形で
研究室の交流会が続いていってほしいと願ったばかりでした。
社会に出ると、とても忙しく勉強する時間すらないと聞きますが、
たとえ連絡が途絶えたとしても、毎年同じ時期に同じ場所で
集まれば、研究室でともに戦った仲間たちと再び
とても有意義な時間を過ごすことができるかと思います。
(来年も同じ場所で、、、と発言したこともこのためでした。)
ともあれ、僕も社会人になってから皆さんに負けないような
近況報告をできるように残りの学生生活を過ごして参りたいと思います!
それではみなさん良いお年をお過ごし下さいませ。
〈一宮紘平〉
2014年12月30日 11:49 PM
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こんにちは,M2の八尾です.厳しい寒さが続きますね.
12月19日,平成26年度清緑会の冬季見学会と講演会に参加してきました.見学会にはM2八尾,畠中,大川さんと山口助教,そして講演会にはこのメンバーに加えM1諏訪が参加しました.
このイベントのうち講演会では,私の修士論文のテーマである「総合大阪都市計画における公園および公園道路の計画」について発表させて頂きました.
まずは見学会.大阪市東部方面公園事務所長の馬渡肇氏のご案内のもと,大阪城公園の見学会が行われました.
馬渡氏によるご説明
私は高校3年時の遠足で訪れて以来の大阪城公園でしたが,今回は専門家による説明を聞きながら見学することができ,見識を深めることが出来ました.また,PMO導入による世界的な観光拠点化を目指す話や,プロジェクト実現のための募金の話など,将来の公園施策に関するお話も聞くことが出来ました.
石垣とお堀
大阪城
そして講演会.本講演会が実現したのは,私が史料収集でお世話になっている,NPO国際造園研究センター理事の繁村誠人氏のご尽力によるものです.
講演会には府・市の現役の公園技術者,およびNPOの理事の方が多く参加して下さいました.
山口先生によるイントロダクション
八尾による発表
講演会のタイトルは「大阪発,公園道路網が計画された戦前期大阪の総合大阪都市計画」.当時,日本で初めて都市計画決定された”公園道路”に焦点を当て,総合大阪都市計画にみる都市緑化の先見性に着目して発表しました.
大阪府および大阪市では現在,公園・緑地のあり方の見直しやさまざまな都市緑化施策を進めており,それに対し一示唆を与えられる研究発表を目指しました.特に,1928(昭和3)年に決定した総合大阪都市計画の公園計画は,現代の都市計画公園の基礎となっており数多くが引き継がれています.そのため,現代の視点のみでは読み解けない過去の計画を,当時の計画思想から読み解くことの重要性を示すことが大切なことでした.
質疑応答にて
NPO国際造園研究センターの繁村理事(右端)
発表で予想以上に喋り過ぎてしまい,質疑応答の時間が限られてしまいましたが,続きはその後の懇親会にて,お酒を飲みながら行われました.感想をうかがうと,「この計画の考え方や大きなビジョンをもっと早く知っておけばよかった」,「技術者が歴史を理解しておくことは義務だ」など,公園緑地に関する歴史研究の意義に理解を示して下さるコメントを頂くことが出来ました.中には「感動した!!」とおっしゃった方も居て,これには私も感動しました.
今回の講演会はシニアなメンバーが多く,若手技術者の参加が少なかったことから,「この話を是非,若手技術者にもしてほしい」というご意見も頂きました.もしかしたら,近いうちに第2弾も開催…なんてことになるかもしれません.
このテーマで研究を始めてもうすぐ3年になりますが,学術の世界で閉じた研究ではなく,このように現役技術者の皆さんに対して問いかけられる研究に発展させることができ,非常にうれしく思っています.本講演会の実現に尽力して下さった繁村氏をはじめ,私の研究に対して常に真摯に向き合ってくださった研究室の先生方には感謝してもしきれません.本当にありがとうございます.
修士論文提出まで残り2ヵ月を切りましたが,頂いたご指摘・ご助言をもとに,研究をさらなる高みへともって行きたいと思います.
(八尾 修司)
2014年12月22日 5:40 PM
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