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建設技術展近畿2017 橋梁模型製作コンテストにM2朱さん、M1章、高林、寺島が参加しました。
ありがたいことに、川﨑研は毎年のように参加させて頂いております。
昨年、載荷試験で無念の失敗をしてしまった経験から、今年は強度的にも問題のない橋を目指しました。
そこで完成したのがこのRECIPROCAL RING BRIDGEです。
reciprocal structure
reciprocal structure というものは、部材が互いに支え合うことで自立する一風変わった構造を指します。
展示用パネル
これを利用し、張弦構造を生み出すことで独創的なデザインの橋梁に。
12本の部材を用いることで正円に近づけ、リングの中に橋桁が包み込まれているような印象を与えます。
学生の今でしか挑戦することはできないような、既視感を与えないものを追求しました。
昨年の倍は検討用に模型を製作し、練習の載荷試験では無事25kgに耐えるものを設計することができ、万全の態勢で臨んだ本番。
1日目には制限時間2時間以内で橋梁を設計します。
練習で作ったどの橋よりも正確に、慎重につくり上げることができ、ひとまず安堵。
会場の皆さんへのアピールもしっかりと。
出来上がった橋梁の前でパシャり。
参加した16チームの橋梁が展示され、圧巻です。
ほとんどが社会人のチームで、実務で橋を設計されている方の作品を拝見でき、大変勉強になりました。
そんな中、僕たちの橋梁の写真を撮って下さる方も多く、他チームの方々からもたくさんお褒めの言葉をいただけました。
皆様、本当にありがとうございました。
二日目、運命の載荷試験。
今年こそは、と意気込み臨みました。
が、、、結果はたわみが基準をオーバーしてしまい惜しくも敗退。
思い返すと載荷の練習時から破壊はしなかったまでも、たわみはギリギリでした。
たわみ対策をもっと施していれば、、、
非常に残念でしたが、
「京大にはこのままギリギリを攻めて欲しいね」
「毎年楽しみにしているよ」
など、会場の皆様からは暖かいお声をかけていただきました。
今回のコンペでは本当に多くを勉強させて頂けました。
アドバイスをして下さった皆様、ありがとうございました。
来年の受賞を目指し、また精進致します。
M1 寺島健
2017年10月30日 5:14 PM
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はじめまして、M1の畠田です。
9/15に さいたま新都心で行われた「大学生観光まちづくりコンテスト2017」にて、最終発表をしてきました。
私たちが出場したのがインフラツーリズムステージでして、「公共的インフラを新たな視点で大胆に活用した観光まちづくりプラン」がテーマでした。
コンペのメンバーは、諏訪さん、朱さん、寺島、谷川、石山、畠田の6人だったのですが、先にもあるように東大合同研究会と日程が被ってしまい、石山くんと私の2人での発表でした。
14日の夜から夜行バスで出発し、15日の朝にさいたま新都心駅に到着
私自身、初めての埼玉ということもあり、石山くんと合流するまで
駅周辺をうろうろと彷徨っては迷い…千里中央のような歩きにくさを覚えました。
石山くんと合流し、発表の練習、打ち合わせを何度も行い、集合時間に。
リーダーだけ集められ、コンテスト冒頭のリハーサルと発表順のくじ引きを行いました。
私たちはなんと…10組中10番目の発表……こんな時にくじ運を発揮してしまいました…
その後、各チームの発表が順に進められていきました。
どのチームも発表が本当に上手で、聞き入っていると午前の部が終了
他チームは観光系や経済の学生さん中心だったので、発表内容はツアー内容や広報の仕組み、経済効果など、自分たちには普段馴染みのないお話ですごく新鮮でした。
お昼休みは、コンビニでさっとご飯を買って、さいたま新都心に位置するけやき広場でゆっくり過ごしました。
2階部分に広場があるのですが、人工地盤上にけやきが等間隔に植えられていて、自然的なはずなのに幾何学的なデザイン。
周辺のオフィスワーカーの方々もここでぼーっと過ごしていて、なんだかほっこりました。
さあ、午後の部
私たちの発表はあっという間にやってきました。
提案内容は久御山ジャンクションを活用した提案でした。
何度も練習してきたので、不思議と緊張はせず。
しかし発表が始まって、スライドを繰ろうとすると、おや、リモコンが反応しない…
突然のアクシデントに見舞われましたが、なんとか内容を割愛し制限時間に収まりました、ふぅ
発表後、しばらくしてから結果発表が。
審査員賞である、アソビュー賞を頂きました!!
どのチームも素晴らしい発表だったので、本当に驚きました。
インフラを活用、というテーマの中でもジャンクションを絡めようとしたところに新規性がある、との評価をいただきました。
コンペ作業を進めるにあたって
細かくご指導してくださった山口先生にもう一度お礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
最後に、大宮駅のOM TERRACEに立ち寄って帰りました。
駅前なのに低層の、贅沢なサイクルポート+休憩所 (エレベーターまで!)
(畠田)
2017年9月21日 6:18 PM
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初めまして。M1の谷川です。
9/15.16に小高で行われた東京大学地域デザイン研究室、東京大学景観研究室との合同合宿に関してお伝えいたします。京大からの参加者は、山口先生、中内さん、諏訪さん、黒島さん、寺島、谷川です。
今年は、例年行っている地域デザイン研究室との合同合宿に東大景観研究室の福島先生と学生さんをゲストにお招きしての開催となりました。
私たちは合同合宿に先立って、13日夜に仙台空港に到着し、南三陸で宿泊しました。
14日の朝日。旅館の前から日の出を見て一日が始まります。
朝食を取った後、南三陸→気仙沼→陸前高田→女川の順に震災復興の現場を見学しました。
写真と一言、気仙沼
切土、盛土。被災地の現場に実際に身を置き、そのスケールの大きさに圧倒されました。
陸前高田市、奇跡の一本松と防潮堤。海は見えなくなっていました。
NPO法人が運営するコミュニティカフェ「りくカフェ」で昼食。
昼食後は陸前高田中心市街地を散策しました。
その後、女川に向かい復興が進む駅前の市場「ハマテラス」を歩きます。
新しい街のシンボルである、新駅舎と温泉温浴施設「ゆぽっぽ」が一体となった施設で体を休めました。
その後、市場で夕食をすませ、宮城県松島に宿泊しました。
15日は早朝のJアラートで心臓に悪い目覚めとなりました…
午前は松島を散策します。
福浦橋(別名「出会い橋」)で結ばれる福浦島からは湾内に浮かぶ島々を眺めることができます。
福浦島から瑞巌寺へと向かいます。
震災前
現在
瑞巌寺。杉並木は震災の被害で杉が枯れていました。
上の写真は研究室に保存されていた震災前のものです。
昼からは東大の地域デザイン研究室、景観研究室の方々と合流し、
地域デザイン研究室の方々に被災地での活動について説明をしていただきました。
その後、小高中心部を散策しました。
散策では地域デザイン研究室の学生が中心となり、丁寧な説明を行って下さいました。
夕方からは旅館「双葉屋」にて研究発表会を行い、3研究室計15名の研究の進捗状況を発表し合いました。
発表プログラムは以下のとおりです。
地域デザイン研の窪田先生、景観研の福島先生、弊研究室の山口先生をはじめ研究室の学生方からも的確なご指摘をいただきました。
発表会は7時間にわたるものでしたが、あっという間に終わりを迎えてしまいました。
どの研究も非常に興味深い内容で、その後の懇親会でも熱いトークが続きました。
16日は旅館をあとにして、小高から浪江へ。
震災から6年半が過ぎましたが、その傷跡はまだ深く残っています。
浪江町。行き交う人もほとんど無く、解体工事を待つ順番を示す札が家屋に取付けられていました。
最後は浪江駅にて一人ひとりが今回の合同合宿での感想を伝え、解散となりました。
今回の合宿では非常に充実した4日間を過ごすことができました。被災地で生活するひとびとやそれを支える活動を学ぶことができ、普段関西では聞くことができない興味深いお話を伺うことができました。まちごとに復興のようすは違っていて、風景の保全と防災のバランスをとる難しさを感じました。
発表会ではレベルの高い発表や白熱する議論が行われ、研究室内だけでは味わえないような新鮮な体験ができました。この経験を活かし、今後の研究生活を実りあるものにしていきたいです。
今回中心となって運営を行って頂いた東大地域デザイン研究室のみなさま、
そして、東大景観研究室のみなさま、本当にありがとうございました。
来年も楽しみにしております。
(M1谷川陸・寺島健)
2017年9月20日 2:15 PM
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