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こんにちは。M1の渡邊です。
8/20に1-dayワークショップを行いました。
今回のワークショップでは京都駅南東に位置する空地の多いエリアをいかに活性化するかという課題設定で行いました。実は7/6に行ったWSがとても有意義なものとなったことから参加していない人を主な対象として同じ内容で行っています。また前回参加したメンバーについては、対象エリアの中心を通る道路である須原通りに着目して提案を行いました。
山口先生、谷川(D1)、田中(M2)、河北(M2)、平松(M2)、新井(M1)、渡邊(M1)、辛(M1)、関(B4)、萩原(B4)、田中(B4)、梁(B4)が参加しました。
まず、朝から京都駅に集合し高瀬川に沿って街歩きをしました。あいにくの雨の中でしたが、歩きつつ雨宿りをしながら山口先生が案内してくださいました。街歩きを通じて空き地が多くうまく使いこなされていない印象を受けましたが、今年6/22にオープンしたばかりの「THEATRE E9 KYOTO」や2023年の芸大移転予定地など、将来に向けた活性化の兆しも同時に感じることができました。
その後、ワークショップ会場である研究室に戻り街歩きを通じて感じたことや活性化のアイデアを共有しました。
昼食をとったあと、2チームに分かれてコンセプトや街で行うプログラムについて具体的に話し合いました。また前回参加したメンバーは須原通に特化して考えを進め、道路の規制や他事例について調べることから始めました。
中間発表として各チームコンセプトを発表した後は、各々の着目した空き地について作り込んでいきました。
最終発表では、一人ずつ手書きのパースやイメージ図を揃えて発表しました。初めて一人で提案を行う4回生達も、しっかりと対象地を理解した上で斬新な提案を行っていてとても心強く感じました。
WS後は研究室にて打ち上げ。
今回のWSを通じて多くのことを勉強させてもらい、ありがとうございました。
M1 渡邊奈々恵
2019年8月24日 7:27 PM
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【網干編】
引き続き,夏期WS後半戦は網干にて行われました.
8/11
午前中は旧山本家住宅(興浜),旧名田忠旅館(新在家)をそれぞれ見学させていただきました.
旧山本家住宅内部は玄関ホールから続く客間,書斎,階段が洋風意匠,その他が和室で構成された和洋折衷のつくりになっており,緻密な寄木やステンドグラス,貝合わせの貝を埋め込んだ壁など要所要所に巧みな工夫が凝らされていました.周囲を囲む高塀を含め保存状態が極めて良く,まちの資源としてのポテンシャルの高さを実感しました.
旧名田忠旅館は,かつては行商人の滞在する宿として使われていたそうです.エリアのほぼ中心に位置するという立地の強みを活かした新たな活用について,様々なアイデアが浮かびました.
午後はあぼしまち交流館にて演習を行いました.各々まずはまちを散策しての第一印象やアイデアを出し合い,その後ターゲットとする年齢層別に3チーム(子供・若者・高齢者)に分かれて核となるコンセプトの検討に入りました.4回生も積極的に意見を述べ、議論を深めていきました.
夕方の中間発表では山口先生とOBの岩本さんから,計画の実現可能性や持続可能性に踏み込んだ鋭い指摘,質問を頂き,案をブラッシュアップさせるためのヒントを得ることができました.
夜には,網干西小学校で行われた納涼祭(盆踊り)にも参加させていただきました.短時間でしたが,地域住民の祭りにかける思いや,地区ごとの誇り・団結力の強さを間近に見ることができました.
8/12
最終日の朝は旧水井家住宅を見学させていただきました.大正~戦前まで,水運業が盛んだった揖保川を利用し材木問屋を営んでいた背景から,水井家の柱梁には豪壮な木材が多く見受けられました.前日の演習を踏まえこのようなまちの資源をどのように活用していけるか,各々具体的なイメージを膨らませながらの見学となりました.
夕方からは,地元住民の方々を中心とした皆さんの前で発表を行いました.それぞれのチーム時間ぎりぎりまで練った案を,パワーポイントを用いてプレゼンテーションしました.3チーム発表後は全体でざっくばらんに質疑応答を行い,地元で生活するうえでのリアルなニーズや,実際に空き家や空地を持続的に運営するためのビジネスプランなどについて,実務的かつ貴重なお話を頂きました.
WSの締めは,交流会!ここでも地元住民の皆さんから,網干のまちづくりに対する熱い思い(お酒が入ってギアが一段アップ)をお聞きすることができました.宍粟市の視察や10月に行われる秋祭りなどにもお誘いいただき,今後につながる有意義な交流となりました.
最後になりましたが,2019年度夏期WSにあたり現地見学でご協力いただいた皆様,発表会にご参加いただいた皆様,貴重なお時間を頂きまして本当にありがとうございました!
2019年8月16日 6:11 PM
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こんにちは!修士2年の河北です。
今回は8月10~12日に開催された夏期デザインWSについて、前半の【龍野編】は私M2の河北が、後半の【網干編】はM1の吉野が報告させていただきます。
そもそも、夏期デザインWSとは、院試直後の4年生に向けて数年前から実施している恒例行事で、昨年までは、プログラムのほとんどをキャンパス内のみで行っていましたが、今回は初の学外での合宿を試みました。
例年は学部生向けの演習でしたが、今回は修士・博士課程の学生も含め、山口先生と13名の学生(谷川(D1)、吉武(M2)、田中(M2)、平松(M2)、河北(M2)、辛(M1)、張(M1)、渡辺(M1)、吉野(M1)、関(B4)、田中(B4)、萩原(B4)、梁(B4))が参加しました。
~ 龍野編 ~
初日は、兵庫県たつの市城下町を視察しました。
JR本竜野駅に集合したあと、醤油蔵を改装した「クラテラスたつの」でランチを食べ、午後からはヒアリングを行いました。
はじめに向かったのは、「NPO法人ひと・まち・あーと」が運営されている「コミュニティバーふるさと」です。
スタッフの木元さんから、「ふるさと」再生の経緯や運営形態について伺いました。
次に「旧中川邸」にて、龍野城下町地域の不動産・まちづくり会社、「緑葉社」の原田さんにお会いしました。
原田さんは、龍野の重伝建地区選定に向けて初期の頃から活動されており、25年以上にわたる龍野でのまちづくりや修景の流れと、近年の空き家の活用状況についての興味深い話をお聞きすることができました。
ヒアリングの後は、原田さんに解説をしていただきながら、エリアの様々なリノベーション物件を巡りました。
宿泊は、この日にオープンしたばかりのゲストハウス「パーチ・ゲストハウス」にて、お世話になりました。
私は隣の姫路市(網干区)出身ですが、個人的な観光で来たときとは全く違う見方で龍野のまちなみを観ることができ、多くの学びを得ました。今回の視察の成果を、今後の網干でのまちづくりにも活かしていきたいです。
龍野のみなさま、本当にありがとうございました!
→【網干編】につづく
2019年8月14日 6:17 PM
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