PROJECT 社会実践

京都・三条通のエリアマネジメントの検討

2020年、三条通エリアマネジメント検討会議の一員として、京の三条まちづくり協議会と協力して、「2030年の三条通の空間像を考える」デザインワークショップの企画・運営を行っています。その成果は「三条通デザイン提案ブック」として発行し、まちづくりに活かすことを目指しています。
DAY1&2(2020年8月9-10日開催)の報告はこちら

久御山 まちづくりの構想と実装

・2016年3月に第五次総合計画を策定した久御山町では、将来にわたって暮らし続けたいと思えるまちづくり、魅力づくりに取り組んでいます。中央公園の機能拡充や、まちのえきクロスピアくみやまを拠点とした地域活性化は、今後取り組む重要な施策の一つに位置づけられています。2017年11月の久御山町まちづくり・地方創生セミナーでのまちづくりの提案(山口)をきっかけとして、2018年度に久御山町と学術指導契約を締結し、「久御山町中央公園等の公共施設整備活用のあり方検討」を実施しました。その成果は、2018年10月に町長も参加した久御山町まちづくりシンポジウムにおいて「久御山まちのにわ構想」として中間報告を行い、2019年3月に成果発表を行いました。
2019年度に国土交通省の先導的官民連携支援事業の採択を受け、2019年10月には本構想実現のために地元の農業、福祉、飲食等の関係者でつくる推進プロジェクトが発足され、社会実験やステークホルダーとの協議・協働を通じて、構想の具体化を図る方向で検討が進んでいます。2020年度も、まちづくりセンターの整備計画や久御山ジャンクションの活用構想などを含め、同調査検討を継続しています。

「久御山 まちのにわ構想」(2019年度)[概要版](ダウンロードはこちらから 16MB)

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近江八幡 安寧のまちづくりと景観デザイン

・近江八幡市は2015年10月に「近江八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しました。このなかで地域活性化・都市デザイン部会(川崎部会長、山口副部会長)において、これからの都市戦略や将来の空間ビジョンをとりまとめました。それと一部連携して学生主体で、常浜公園再整備提案や西の湖湖岸再整備提案を含む、景観デザイン提案を行いました。その後も総合計画の策定や重要文化的景観区域の追加選定、旧吉田邸の活用再生(川崎)、「安寧のまちづくり」事業、未来キャンパス(人材育成)事業、安土外堀整備やサイン整備を含む安土城下町再整備等(山口)を中心に関わりを続けています。
2018年度には、近江八幡市 安寧のまちづくり「静かな水辺で暮らす」事業計画として、水辺のみちづくり構想のデザイン検討をしました。

近江八幡 国有地活用・水辺の道づくり構想 整備イメージ検討[概要版]」(近江八幡市 安寧のまちづくり「静かな水辺で暮らす」事業計画、2019.3)

2020年度は「安土未来づくり」として近江八幡市から委託を受け、今後5-10年の安土のまちづくりの方針をまちづくり協議会など7つ地域活動団体とともに検討します。その成果は「安土未来づくりアイデアブック」としてとりまとめることになります。


[学生による提案]
・まちづくり提案「てくテクとっく近江八幡」(谷川・三輪・諏訪・高林・吉武)
近江八幡U-30安寧のまちづくりアイデアコンペ【最優秀賞】受賞(2018/03)(ポスターを開く

・まちづくり提案「地域資源の活用による近江八幡市の活性化戦略」(水野(剛)・川崎・諏訪・水牧・牧田)公共政策デザインコンペ,土木計画学委員会賞受賞(2015/06)(PDFでダウンロード
・まちづくり提案「安土城下町再生 葦舟で結ぶ風景」(牧田・川崎・水野(剛)・三輪・岩本) (2015/10発表)(PDFでダウンロード
・ 近江八幡プロポーザル・ブック(2015/11作成,PDFダウンロード)。安土城下町再生報告会にて発表(広報おうみはちまん,2016年1月号)

 

姫路市網干 歴史まちづくり

・2019年度に姫路市から「網干地区歴史的建造物と空地の活用のあり方検討」に関する調査研究の委託を受け、以下のリサーチを進めました。
① 歴史的建造物等の資源調査 :歴史的建造物の建築年や用途などの履歴調査、現況調査および維持・活用意向の調査 、活用の可能性調査
② 歴史・記憶調査 :産業や文化に関する資料調査、古写真収集、過去の暮らしや年中行事に関するヒアリング調査
・2020年度も姫路市から委託を受け、調査とまちづくりの検討を進め、網干の年中行事や地域活動、農地・空地の現状などのさらなる調査や、流通・往来や地場産業に着目した揖保川流域の文化的景観に関する研究を行います。また、地域のみなさんとともにつくる『網干遺産』本の製作・編集を軸に、まちづくり資源の掘り起こしとまちづくり構想の検討と具体化をはかります。


淀川水系・流域都市空間デザイン

土木学会デザインコンペ「22世紀の国づくり」(A部門)に、山口・吉武が、武田史朗さんら立命館大チーム、建設技術研究所チーム、鳳コンサルの吉武さん、ラーゴの西川さんらと「未来の琵琶湖・淀川流域圏デザインチーム」として参画し、「流域を、柔らかく住みこなす」と題した作品を提出しました。その結果、「優秀賞」を受賞しました。
 今後は、中短期での現実的なシナリオの検討や具体化の検討、その効果の検証など、実践と研究の両輪で進めます。

二次審査提出パネルはこちらからダウンロードください。

↓プレゼン審査資料

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・2020年度は、淀川水系桂川流域の亀岡市をフィールドして、2070年の流域空間デザインに関する実践的研究(立命館大学・京都大学・金沢大学共同研究プロジェクト)を行います。

http://kameoka2070.com

伊庭(東近江市)水郷の景観保全とまちづくり

・2010年から景観史研究を開始し、2012年から東近江市や地元の方々とともに水辺の景観まちづくりに取り組みはじめ、2013〜2016年度まで文化的景観の保存活用委員会のなかで学術調査を行いました。その成果は山口が「水路と集落」(『文化的景観 伊庭内湖と水路の村 調査報告』東近江市教育委員会, pp.75-124, 2017)として執筆しました。2017年度以降は、景観保全の仕組みづくりを進めています。2020年度は、整備計画策定に向けての再調査を進めます。

・2017年度は市と共同主催のワークショップを通じて,伊庭の文化的景観の保存・管理や整備・活用の方針を検討しました。WS報告はこちら→【2017年度伊庭ニューズレター】。
・市の「景観重点地区活性化」プロジェクトの一環で、東近江市、伊庭の歴史を語る会や住民の皆様方、kico design(デザイナー)と協働で、案内マップを編集作成しました(マップの詳細)。
・水利関係の歴史調査を行い、研究成果を発表しました。「水郷伊庭の暮らしと景観」(グリーンレター No.37、pp.12-15、(一財) 自然環境研究センター、2015.12)を執筆しました.
・伊庭庄の歴史を語る会等の地元組織との協働で、田舟の遡上・田舟体験(2012年)(ブログ記事新聞記事),田舟体験&川床カフェ社会実験(2013年)を行いました.
・水環境を活かしたまちづくり提案
伊庭景だよりブログ記事1ブログ記事2ブログ記事3山口講演会@外部ブログ記事
・まちづくり提案:「伊庭における水郷景観の保全・修景の方法論に関する検討 -伊庭八景の選定を通して-」(玉井、高橋、松本、沢)(PDFでダウンロード
・まちづくり提案:「人と水が寄り添うまち——住民参画促進計画」(玉井、高橋、中条、畠中、八尾)(PDFでダウンロード

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宇治茶の文化的景観の価値評価と保全

・京都府および府下の関係自治体は宇治茶の世界文化遺産登録を推進しており、2015年3月より山口が宇治茶文化的景観等調査研究会議委員(座長:清水重敦)として調査活動に取り組んでおり、その成果は提案書にも反映されています。2015年度はフランスの世界遺産保存管理調査、2016年度は集落景観と茶工場の外観調査・インベントリ作成を行い、和束町を対象とする研究も進めました(水野)。2017年度は京都府より委託お受け、和束町、南山城村などで地域カンファレンスを実施しました。2019年度より和束町を中心に重要文化的景観選定に向けた景観調査を進めています。



提案書改訂版(平成29年6月作成),京都府HPにリンク
表紙・P1~13(PDF:2,716KB)
P14~31(PDF:9,486KB)
P32~45(PDF:7,493KB)
P46~・裏表紙(PDF:3,630KB)

和束町の茶の文化的景観調査

2019年度から、和束町より調査研究委託を受け、和束町文化的景観調査検討委員会メンバー、ならびに京都府立大学(上杉研、大場研)、京都工芸繊維大学(清水研、赤松研)、立命館大学(平尾研)などと共同で、和束町の茶の製造技術と文化的景観に関する調査研究を進めています。

 中之島歩行者空間化デザイン検討

大阪市では、中之島地区における歩行者空間化を進めています。2019年度に本事業の設計業務を受託した建設コンサルタント(日本インシーク)と共同(再委託)でデザイン検討を進めました。

長岡京 住民主体の風景づくり支援

・学生メンバーの自主企画事業として,長岡京の地域づくり団体とともに,眺望遺産の発掘,選定,文学作品選定とあわせたビジュアルブックの作成(第1弾)を進めました(水野)。その後も引き続き,さらなる風土遺産の発掘,市民による詩歌の作成と選定,景観カードの作成,ビジュアルブック第二弾の作成,視点場デザインなどを進めました(三輪)。
京都新聞記事(PDF版, 2017.5.15)

連続アーチカルバートを用いた盛土構造物の景観検討

・アーチカルバートを盛土延長方向に連続的に配置した連続アーチカルバートは,対象地域の周辺景観に大きな影響を与える構造物のひとつとなるが,本構造の国内での施工実績は少なく,十分な景観検討がなされた事例も少ない.景観的観点から風景全体をとらえた場合,背後の山並みや田園,小河川,近隣の集落など,全体がひとつのまとまりある景観領域を形成しているため,連続アーチカルバートだけでなく,隣接するトンネル坑口や切土区間,渡河部,アンダーパスなど,周辺区間全体を対象とした一体的なデザイン検討がなされるべきである.

・そこで本プロジェクトでは,新都市社会技術融合創造研究会による産・学・官の共同研究の一環として,そのような区間全体にわたる一体的デザインの必要性を提案し,当該領域の景観分析を実施した後,連続アーチカルバートのデザイン検討,および,前後の区間に計画されている各種構造物のデザイン検討を行った.(2008-2009年度)

検討区間平面図連続アーチカルバート 中景パース図

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