8/5-12 あづち未来づくりプロジェクト キックオフ

 

M1の関です。近江八幡市は、全国第1号となる重要文化的景観選定(2006年)時の調査から、研究室とは関わりを続けている縁の深い地域なのだそうです。

2020年度からは「あづち未来づくり」プロジェクトが始まります。研究室で近江八幡市からの委託を受けて、2026年の安土城築城450年記念に向けて、また、県道大津能登川長浜線のバイパス整備をふまえた地域づくりのマスタープラン/アクションプランを検討することになりました。プロジェクトメンバーは、山口先生と、谷川さん(D2)、清水君(M1)と関(M1)です。

ミッションは、地域のステークホルダーの皆さんとともに、安土の地域資源と人的資源を最大限に活かすような、地域づくりの全体構想をつくり上げることです。ビジョンを描くだけでなく、それぞれのステークホルダーが「何ができるか」、アクションをともに考え、次の5年、10年の地域づくりのテーマとアクションを、アイデアブックとしてとりまとめます。がんばりたいと思います。

まず地域活動調査を開始しました。8月の5〜12日の間に、協働する地域活動団体の皆様に、一団体ずつ、じっくりインタビューをさせていただきました。

協働する地域活動団体をご紹介します(敬称略)。
・安土まちづくり協議会
・老蘇まちづくり協議会
・安土商工会
・安土山保勝会
・近江八幡観光物産協会
・西の湖ヨシ灯り展実行委員会
・あづフェス実行委員会
・沙沙貴神社
・観音正寺
・オレガノ(旧伊庭邸住宅公開ボランティア団体)
・西の湖すてーしょん

各団体の(主に代表者の)皆様からは、これまでの活動内容や現在・将来の課題、まちづくりへの想いなど熱く語っていただき、非常に充実したインタビューを行うことができました。

今後は、いただいた情報をもとに、地域づくりの構想につながるテーマを掘り下げつつ、さらに調査を進めていきます。

 

調査の最終日には遊覧船に乗り、西の湖巡りに参加させていただきました。湖上で、安土の郷土料理の「じゅんじゅん」をいただきました。湖上から夕日を拝むことはできませんでしたが、真夏の暑さを忘れさせる涼しい風が心地よく、3日間のインタビュー調査の最後に最高に贅沢な時間を味わせていただきました。

 

   

最後になりましたが、お忙しい中ヒアリングにご協力いただいた各団体さま、そしてご案内とご調整をいただきました近江八幡市安土未来づくり課の皆様、本当にありがとうございました!この場をお借りして御礼を申し上げます。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(M1 関栞菜)